汗の治療(対処)法の種類 ETS手術

ETS手術 − 汗の治療(対処)法

  • ETS手術(胸腔鏡下(内視鏡的)胸部交感神経遮断手術)

ETS手術とは、胸部交感神経遮断手術と言われ、胸から脇の間にある胸部交感神経を切断することで汗を止める手術になります。

 

  • ETS手術の費用

ETS手術には保険が適応できます。ですから、実質負担は10万円前後が平均的なETS手術の費用額になっています。

 

これについては、片手の手術であっても、両手の手術てあっても金額に大差はありません。

 

しかし、片手の手術で代償性発汗の様子などを伺い、後にもう片方の手の手術を行う場合は、単純に2倍の費用が掛かることになります。

 

また、生命保険に加入している場合、手術給付金の対象にもなります。

 

  • ETS手術の対象年齢

お子さんの多汗症問題でETS手術を検討される親御さんもいらっしゃいますが、原則として、中学生以上がETS手術の対象年齢となります。また、高齢者の場合では、70代でも基本的に手術を受けることは可能です。

 

  • ETS手術にかかる時間

手術時間は両手の場合でも10分程度と言われています。

 

手術に慎重な方は前日入院したりする場合もありますが、日帰りで手術をすることもできます。

 

手術時間が10分程度と言っても、問診や麻酔などの時間ももちろん必要ですから最低半日は必要でしょう。

 

  • ETS手術の後遺症(代償性発汗・反射性発汗について)

ETS手術で特に注意したいのが代償性発汗という後遺症です。手術後は、汗を止めたい部分以外、特に胸から下の汗の量が増えます。

 

人によって代償性発汗の量は個人差があると言われていますが、中には後遺症の症状がひどくETS手術をしたこと自体を大きく後悔する人もいらっしゃいます。

 

また、手汗を止める手術をした場合は、逆に手のひらがカサカサになりハンドクリームなどが必要になる場合もあると言います。

 

  • 代償性発汗の発生率

残念ながらETS手術による代償性発汗という後遺症は、ほぼ100%起こると言われています。

 

ETS手術というものは、神経を焼き切る交感神経切除術になりますので、汗を止めたい部分(手、脇、顔)には明らかな改善が見られますが、その他の部分では全体的に汗の量が増える人がほとんどなのです。

 

 

この様にETS手術は後遺症のリスクが大きいため、安易な考えでの手術はとても危険です。

 

 

 ETS手術体験者の声 1